法政大学大学院 アジア平和構築研究所

2017年5月24日更新

研究代表者 法学部教授 浅見 靖仁
主たる研究分野 国際政治・平和構築
研究概要  アジア各地の紛争に関して、紛争の背景、実態、さらには紛争解決に向けた努力や紛争後の平和構築の試みについて、多角的に情報を収集・分析し、それらを、ウェブサイトを通じて、日本語及び英語で発信する。それによって、これらの紛争に対する日本国内、さらには世界各国の関心を高めるとともに、紛争の当事者や紛争の調停作業・和平交渉に関わっている実務者の間の対話を促進し、平和構築を側面支援する。
 具体的には、大阪大学国際公共政策研究科が2012年度から2015年度にかけて、笹川平和財団からの助成を受けて立ち上げたウェブサイト・プロジェクト、「アジア平和構築イニシアティブ」を継承・発展させ、情報の収集力と発信力を強化するとともに、国際政治・安全保障研究と地域研究の知見を有機的に融合し、アジア各地の紛争について研究者と実務者が意見を交わしながら多角的に分析する場を提供することを目的とする。
 当面は、フィリピン南部、タイ深南部、バングラディシュ、ミャンマーにおける紛争を重点的・継続的に観測する。これらの地域を専門とする地域研究者と国際政治・安全保障研究を専門とする研究者を研究員や特任研究員とし、これらの研究員が現地を訪れて情報収集にあたるほか、海外の地域研究専門家や現地の有識者(時には和平プロセス当事者)にもウェブサイトに掲載する分析記事、コメンタリー、バックグランド・ブリーフなどを執筆してもらい、それをウェブサイトに掲載していく。
 日本における海外の紛争研究は、地域研究との十分な連携が行われないかたちで行われることが多かったが、本研究所では、地域研究と紛争研究との融合を目指し、情報収集・分析にあたっても、紛争当事国の現地語資料にもしっかりと目配りをし、現地語を使った聞き取り調査も積極的に行うことによって、独自性のある研究を行うことを目指す。
特任研究員  
HP http://peacebuilding.asia/
設置期間 2016年4月1日 ~2021年3月31日
設置場所 市ヶ谷校舎80年館504号室 浅見研究室