法政大学大学院 日本放送脚本データベース研究所

2017年7月4日更新

研究代表者 社会学部教授 藤田真文
主たる
研究分野
放送脚本アーカイブ
研究概要  脚本は番組制作時に使用され、一般公開されない貴重な内部資料である。特に1980年以前、ビデオテープが高価だったため映像の残存が極めて少なく、当時の映像記録は脚本でしかたどれない。本研究所ではこの貴重な資料の書誌データに加え、オーラルヒストリー動画等を追加し多言語化を試行し有効な国際利用を目指す。日本文化研究への需要が高まる中、データベース作成と並行し、脚本の国際連携研究「Jシナリオプロジェクト」(仮称)を立ち上げ、ハーバード大学ライシャワー日本研究所、オレゴン大学、ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)、ソウル大学等々と連携・検証を行い国内のみならず海外アクセスを活性化する。試行成果は日本資料専門欧州協会(eajs)の2017年大会等で発表し、日本唯一の公式な放送脚本データベースとして、幅拾い研究利用に貢献することを目指す。
 2006年より放送番組の脚本を収集し公開する「脚本アーカイブズ活動」が開始され、2012年「日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム」が設立された。文化庁の委託研究事業として基礎調査を重ね、国立国会図書館・川崎市市民ミュージアムで一般公開された。本研究所は、上記コンソーシアムの活動成果を国際展開・発信するためにデータベースの実用化・多言語化を目指す。すでに収集済みの脚本7万冊の書誌データ入力に加え、残存する約6万冊の放送脚本(昭和年代までの放送に限定)を収集し入力を行い、デジタル脚本を世界へ発信する。
研究員
小林 直毅 社会学部教授
設置期間 2017年6月20日~2021年3月31日
設置場所 社会学部 藤田 真文 研究室